No.14 「1985年生まれの名品たち。」ReebokのCLUB C

No.14 「1985年生まれの名品たち。」ReebokのCLUB C

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イマに続く1985年の40のコト。

RAGTAG 40th

2025.09.08

1985年に生まれて、現在もその輝きの失せない名品を、RAGTAGのバイヤーがご紹介。
今回は[Reebok]の “CLUB C” について。

text : WEB買取チーム店 バイヤー MATSUDA
photo : TAWARA(magNese) / edit : Yukihisa Takei(HIGHVISION)

MATSUDA

Profile

MATSUDA

WEB買取チーム / バイヤー

ストリート、裏原系ブランド(LUMP)からファッションが好きになり カジュアル・モードに少し触れたあと、最近またストリート、スケーターブランドを着用しています。 日本のHIPHOPをよく聞くのでラッパーのファッションも参考にしています。

index

    [リーボック]の “クラブシー” とは?

    Reebok CLUB C

    ベーシックな “クラブシー”。レザーアッパー、履き口にはテリークロス(タオル生地)が確認できる。

     

    [リーボック]の定番で名作の “クラブシー” は原型となるテニスシューズ “クラブチャンピオン” に改良を加え、1985年に誕生しました。“クラブシー”のCは、CHAMPIONの頭文字からとられています。

     

    シンプルでクリーンなデザインは、オフィスカジュアルからストリートまで様々なスタイルに合わせやすく、高い耐久性とグリップ力で、スケーターからの支持もあるモデルです。

    ローテクながら適度にボリュームもあり、履くシューズに迷った日はこれを履いておけば間違いないくらい、スニーカー界のオールラウンダーと言えます。

     

    そのミニマルなデザイン性から、昨年には[リーボック]と[無印良品]の共同開発スニーカー「コートスニーカー」のベースモデルにも採用され、話題となりました。

     

    “クラブシー” と言えば、ホワイトのレザーアッパーのものを思い浮かべる方も多いと思います。

    使用されるガーメントレザー(衣料用の高級天然皮革)は、履きこむほどに馴染み、履きジワや経年変化により独特の風合い、味が生まれます。

     

    また、実際に履いてみると見た目以上の履き心地の良さに驚かされます。

    なぜこんなに履きやすいのか調べたところ、土踏まずに配置されたウレタンアーチサポートによる足への負荷の軽減、内側に施されたテリークロス(タオル生地)による靴擦れ防止や吸水性の効果によるものだと納得しました。

     

    現在までのモデルやコラボレーション

    誕生から40年の歴史を持つ “クラブシー” は、これまでに数多くのカラーバリエーションや素材違い、ショップ別注、ブランドコラボレーションモデルがリリースされてきました。

    40周年を迎える今年も、アニバーサリーモデルが発売されるなど、改めて注目を集めています。

     

    ヴィンテージ感漂う1980年代当時の “クラブシー” を再現した “クラブシー 85 ヴィンテージ” や、バルカナイズドソールとスエードアッパーを採用したストリートライクな “クラブシー FVS(バルカナイズド)” など挙げればキリがありません。

     

    そこで今までに登場した “クラブシー” の中から2モデルをご紹介します。

    [Reebok eightyone]コレクション

    Reebok eightyone CLUB C

    [Reebok eightyone]の“クラブシー”。2020 年 12 月 発売。通常モデルとは違い、デザイナー大北幸平らしい、どこか都会的なデザイン。

     

    1点目は[VAINL ARCHIVE (ヴァイナル アーカイブ)]デザイナーの大北幸平が手掛けていた[Reebok eightyone]コレクションの “クラブシー” です。

    「eightyone」は日本の国番号「+81」からとられ、「世界から俯瞰して見た東京を世界に発信する」をコンセプトに2020年春夏〜2021年秋冬まで展開されました。[リーボック]のスポーティーなアイテムに都会的でファッショナブルなエッセンスを加えたこのコレクションは人気を集めました。

    そんな[Reebok eightyone]コレクションのセカンドコレクションでリリースされたこのモデルは、通常の “クラブシー” とは違い、ヒールカウンターが配置されサイドのロゴが「Reebok」から「eightyone」に変更されているのが大きな特徴です。
    少し違った “クラブシー” を探している方におすすめです。

     

     

     

    そして2点目はRAGTAGでも大人気の[Maison Margiela(メゾンマルジェラ)]とのコラボレーションモデルです。

    ×[Maison Margiela] “PROJECT 0 Club C TL”

    Reebok CLUB C × Maison Margiela

     

    2020年から始まったこのコラボレーションは、今までに様々なモデルが発表されており、そのどれもが[マルジェラ]らしいデザインで非常に高い人気を博しています。

     

    そのコラボレーション3作目に登場したこちらの “クラブシー” は、[マルジェラ]ではお馴染みのトロンプルイユ(騙し絵)が施された一枚のレザーアッパーで構成されています。影などまで細かく描写されているため、パッと見では騙し絵であることに気付かない方もいるのではないでしょうか。

     

    また、シュータンのカレンダーロゴやヒールのステッチなど、随所に[マルジェラ]らしさが表れています。歴代の “クラブシー” の中でも特にユニークでアーティスティックな一足に仕上がっています。

     

    Reebok CLUB C × Maison Margiela

    [メゾンマルジェラ]コラボの “PROJECT 0 Club C TL”。2021年6月発売。全体をTANカラーで統一し、騙し絵のアッパーで構築された[メゾンマルジェラ]らしいデザイン。

     

    普遍的でクラシックな魅力はそのままに、新しさを取り入れながら40年に渡って愛され続けている “クラブシー” 。定価も一般的なレザースニーカーほどで、手に取りやすい価格帯となっています。

    RAGTAGではさらにお求めやすい価格になっているはずなので、まだ履いたことのない方はぜひチェックしてその良さを味わっていただきたいです。

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