［ロエベ］とは……

1846年にスペイン・マドリードで創業。皮革製品の工房としてスタートしているため、レザーの品質の高さ、クラフトマンシップがブランドの特徴。2013年に［JWアンダーソン］のジョナサン・アンダーソンがクリエイティブディレクターに就任し、ユニークで高いデザイン性で若い顧客を獲得し、ファン層を広げた。2025年3月にジョナサン・アンダーソンの退任が発表され、［プロエンザスクーラー］のジャック・マッコローとラザロ・ヘルナンデスが次のクリエイティブディレクターに就任。

“パズル”、“ゲート”、“フラメンコ”、“アナグラムジャカード”など、人気モデルが多数ある［ロエベ］。そんな［ロエベ］のバッグのお買い取りを強化しています。近年の二次流通では、［ロエベ］の上質なレザーと機能的なデザインが再評価されています。特に“パズル”や“ゲート”などの定番は発売年代を問わず安定した需要があり、シーズナルなモデル（例：シアリング素材）は季節前に相場が動きやすい特徴があります。RAGTAGでは最新の販売データを基に豊富な知識と経験のあるバイヤーが1点1点丁寧に査定。［ロエベ］の主要モデルを買取強化しています。

“パズル”は［ロエベ］を代表するアイコンバッグ。クリエイティブディレクターのジョナサン・アンダーソンが手掛け、2014年発表（15年発売）以降の定番モデルです。名称の由来は、幾何学的なレザーパネルをパズルのように組み合わせた構造。折り紙のように立体と平面を行き来する独特のフォルムが特徴。

持ち方が多彩（ハンド/ショルダー/クロスボディ/クラッチなど）で、本体をフラットに近い形に畳める点も実用的なところも人気のポイント。
代表素材はスムースカーフやグレインカーフ。単色のほか、カラーブロックや限定色も多く、［ロエベ］らしい上質な革に施す卓越した色づかいは唯一無二です。

サイズ展開はナノ・ミニ・スモール・ミディアム（時期により変動）。派生モデルに“パズルホーボー”、“パズルバムバッグ”、“パズルエッジ”、“パズルフォルドトート”などがあります。

【お買い取りポイント！】
タン/ブラック/ネイビーなどベーシックカラーや現行に近いモデルは相場が安定。状態良好・付属完備が高評価。
状態によってもお買い取り金額が変わるため、型崩れ防止のため詰め物保存、角のスレ対策、湿気・色移りを避ける。ストラップや金具の小傷にも注意です。

“ゲート”は［ロエベ］を代表するサドル型ショルダーバッグ。2018年ごろに登場し、フロントのレザーベルトとノット（結び目）、サイドのメタルピンが 「Gate＝門の留め具」を想起させることから名付けられました。

素材はしなやかなカーフレザーが中心。グレイン（シボ）やスムースのほか、キャンバスやラフィアなども展開しています。

サイズ展開はミニ／スモール／ミディアム（時期により異なる）。派生モデルに “ゲートデュアル”（配色ストラップ）、“ゲートトップハンドル”（ハンドル付き）、“ゲートポケット”（小型ポーチ）などがあります。

【お買い取りポイント！】
ミニ〜スモールのクロスボディやタン、ブラック、ネイビーなど定番色が安定的な人気です。状態良好なものが良いですが、特に気を付けたいのがフラップの反り・コバ割れ・ベルト部分の乾燥。付属品（ストラップ・保存袋・箱）が揃うと評価が上がりやすいので、忘れずに。

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“フラメンコ”は［ロエベ］の長く愛される巾着型アイコンバッグです。柔らかなナッパ（カーフ）をたっぷり使い、両サイドの大きなノット（結び目）で口元を絞るのが最大の特徴です。スムース/ナッパカーフ中心ですが、季節限定でシアリング（ムートン）やテキスタイルも展開しています。アーカイブをベースに現行ラインまでアップデートされ続けている定番モデルです。取り外し可能なショルダーストラップでハンド/ショルダー/クロスボディの多様な持ち方ができます。

バリエーションとしては、サイズはナノ／ミニ／スモール／ミディアム（シーズンにより構成変動）を展開。“フラメンコクラッチ”（マグネット開閉・ドーナツチェーン対応）、“フラメンコホーボー”などの派生モデルがあります。

【お買い取りポイント！】
ブラック、タン、アイボリーなど定番色や現行に近いモデル、付属品完備は評価が安定しています。
季節問わずお買い取りをしていますが、シアリングなど季節素材は秋冬前にお持ちいただくのがおすすめです。

状態については、ノット部分の擦れ・糸のほつれ、口元の開閉の滑り、コバ割れに注意です。

「アナグラム」は［ロエベ］を象徴するマークで、Lを4つ組み合わせたデザインになっており、皮革製品や金具への刻印、ブローチやピアスなどのアクセサリーなど様々な部分で使われています。それをコットンやリネンなどをベースにしたキャンバス地に織り込んだのが“アナグラムジャガード”シリーズで、軽くて耐久性があります。“ホーボー” “パズル” “ハンモック”など様々なモデルで採用されており、特に春夏用のバッグとして人気。

【お買い取りポイント！】
ベージュなど定番配色は中古市場でも人気です。
レザートリムの状態、角のスレ、毛羽立ちの少なさ、付属品完備が高評価につながります。

“パセオ”は、2023年に発表された、アーカイブの要素を現代的に再解釈したソフトなレザーバッグです。スペイン語の「paseo＝散歩」が名前の由来となっています。2000年代中頃のモデル “アイレ” をベースに、ドレープがきいたユニークなフォルムが特徴です。最初のコレクションでは、アップルグリーン、マゼンタ、ライムイエローなどビビッドなカラーをはじめ全11色を展開。サイズも3種類、チェーンストラップ付きやトートバッグタイプなど5型登場しました。

【お買い取りポイント！】
定番色・現行に近い個体、付属品完備（ストラップ/保存袋/箱）は評価が安定。
レザーのふくらみとハリが残る個体は高評価になりやすいです。ギャザー部分の擦れ・シワ跡、持ち手のコバ割れ、底角のスレに注意です。

［ロエベ］のバッグのお買い取り金額の一例をご紹介します。

状態や色・素材などデザインによって、二次市場の相場の変動など時期によってもお買い取り金額は異なりますので、気になるお品物があればぜひお気軽にご相談ください。
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