最高峰のダウンジャケット[CANADA GOOSE]
Buyer's VOICE
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UENO
原宿店 / バイヤー
原宿店の上野です。SupremeやSSZといったストリートブランドが好きでよく着用しています。スニーカーも好きで、NIKE、VANS、CONVERSEを収集しています。最近は、アウトドア志向でDAIWA PIER39やNIKE ACGなどに興味を持ち、ストリートと掛け合わせてファッションを楽しんでいます。
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[カナダグース]は1957年に創業し、極寒のカナダの大自然にも負けない機能性を日々追求し続けているブランドです。
メイドインカナダにこだわりを持ち、ジップやボタン付け、縫製の1本1本まですべてのディテールが、職人の手作業により生み出されています。
1つの商品を作る工程は13工程もあり、一切妥協を許さない徹底ぶりです。
素材へのこだわり
[カナダグース]のダウンは、最高峰の断熱機能を持ち合わせた、カナダ産のガチョウの毛を使っていますが、そこにも[カナダグース]のこだわりが見えます。
それは「生きたガチョウのダウンを使わない」ということ。
つまり「ダウンの為に、ガチョウを殺さない」ということです。ダウンを作るために生きたガチョウから毛をむしり取るような、非人道的な方法は採用せず、食用に養殖されたガチョウの副産物としてのダウンを使用しています。
これにより、無理やりむしり取る際に生じるダウンの傷みがなくなり、より上質なダウンを使用することができるとされています。
[カナダグース]の表生地は、“アークティックテック”を採用しており、過酷な寒さにも対応した高機能な素材を使っています。
ポリエステル85%とコットン15%の生地は耐久撥水加工が施されており、ダウンの敵である水を完全にシャットアウト。
研究に研究を重ねて生み出されたこの生地で、[カナダグース]のウェアはカナダの山岳レスキュー隊にも採用されています。
ファーの使用を完全に終了
2021年に自社製品でファーの使用を終了する「FUR FREE」を発表しました。
商品の持続可能性をより追求するために、2021年に新しいファーの仕入れを終了し、2022年にはファー製品の生産を終了しています。
今後はファーフリーの流れをリードすべく、新たな素材の研究開発を進めます。
クラシックなベストセラー “ジャスパーパーカー”
[カナダグース]の人気モデル“シャトーパーカ”の日本規格モデル“ジャスパーパーカー”。
日本人の体形に合わせて、すっきりとしたシルエットに仕上げられています。
フロントボタンには手袋をつけたままでも容易に着脱できるパラシュートボタンを採用し、洗練されたミリタリーテイストを香らせるのも魅力的です。ポケットにはフリースを内蔵し、ハンドウォーマーとしての役割も果たすので、指先まで暖かく保つことができます。やや長めの着丈は、ビジネスでも休日でも着用できるデザインで、スタイリングの幅が広がります。
最後に
[カナダグース]が如何に自然と真摯に向き合い、ものづくりに取り組んできたか、お分かりいただけたでしょうか。
[カナダグース]にはインラインのアイテムはもちろん、装飾を減らし、より都市生活にマッチした“ブラックレーベル”や、他ブランドとの別注品など、多くの人気モデルが存在します。ご自身のスタイルにピッタリな一着がきっと見つかりますので、ぜひチェックしてみてください。
今年の冬は[カナダグース]を着て厳しい寒さを乗り切りましょう!