誰もが知っているイタリアのラグジュアリーブランド。その歴史は古く、1913年に「マリオ・プラダ」と「メルティーノ・プラダ」の兄弟によって革製品専門店として誕生しました。

1919年にはイタリアの王室御用達ブランドにまで成長を遂げた［プラダ］ですが、戦争の影響で人気は低迷。今では考えられないですが、一時は営業不振に追い込まれてしまったほど。

そんなブランドのピンチを救ったのが、創業者マリオの孫娘ミウッチャ・プラダです。企業家のパトリツィア・ベルテッリと出会い、二人で［プラダ］を一気に人気ブランドへと返り咲かせました。後に二人は結婚して夫婦となっていることにもドラマを感じます。

バッグからアパレルまで幅広く展開している［プラダ］。代表作として思い浮かべるものは何でしょうか？

三角ロゴマークに「ポコノ」を使用したナイロンバッグ、型押し加工が特徴的な「サフィアーノ」を使用したレザーバッグ、カジュアルなデザインが人気の「カナパ」トートバッグ。

アパレルにおいては2020年にラフ・シモンズが専属デザイナーに就任したことは記憶にも新しいはず。最近ではカニエ・ウエストをはじめ、多くの海外セレブがこぞって［プラダ］を着用していることから、特にメンズラインの人気からは目が離せません。メンズのトレンドを作っているのは［プラダ］だと言っても過言ではないぐらいです。

そんなバッグもアパレルも大人気な［プラダ］。その中で私が最も注目しているもの、それは、シューズです！中でもレースアップシューズには心を奪われ続けています。

私が［プラダ］のレースアップシューズに出会ったのは今から10年以上前、2011年メンズコレクションでのこと。当時のコレクションの全てのルックで使用され、圧倒的存在感を放っていました。

クラシックな革靴をベースに、ラバー、コルク、ジュートの三層からなっていて、その厚底のボリューム感とクラシック×カジュアルの融合感がなんとも絶妙でたまらない！

その後、多くの海外セレブが着用したこともあり、一気に人気シューズになったのは言うまでもなく、［プラダ］を代表するアイテムとして、毎シーズン様々なカラーやモデルがリリースされてきました。

街中でも、おしゃれな人は全員このエスパドリーユを履いている！と言ってもいい位、よく目にしました。私も欲しくて欲しくてたまらなかったのですが、当時学生だった私には［プラダ］のシューズは高く、買えなかった……。

出会ってからずっと憧れ続けていた［プラダ］のレースアップシューズ。2016年秋冬コレクションにてリリースされたシューズを見て、これは何としても買わなくては！と購入を決意しました。ベースはもちろんクラシックなレースアップシューズ。何と言ってもかわいいのがスカラップ調のデザインのソールの形！差し色にもなるレッドカラーにもやられました。

実際に履いてみると、厚底であるが故に得られるボリューム感がなんとも絶妙。トラッドスタイルをしたい時、カジュアルさにきちんと感をプラスしたい時、ドレスアップのハズしにと、様々なシーンにおいてコーディネートをまとめてくれる最高のアイテムのひとつになりました。

〈［プラダ］を象徴する「モノリス ソール」を採用した、“プラダ フォームラバー サンダル”〉

近年、［プラダ］でリリースされているのが “モノリス” シリーズ。メンズ、ウィメンズともに人気の高いシリーズで、もちろんレースアップシューズもあります。他にも、ローファーやブーツ、サンダルも大人気。

特徴的なのは何といっても「モノリシック（一枚板のように一体となっている）」な、ボリュームのある分厚いソール！5.5㎝もの高さがあるので、スタイルアップにも一役買ってくれます。強めのモード感もありながら、スニーカーのようにも感じるデザインで、どんなコーディネートでもおしゃれにアップデートしてくれる逸品です！

魅力的なモデルが次々とリリースされ、トレンドの最先端を走りファッションラバーの心をつかみ続ける［プラダ］。今後もどんなシューズがリリースされるのか楽しみですね！

RAGTAGでは今回紹介したシューズはもちろん、バッグやアパレル全般のお買い取りも強化しております。是非お気軽にご相談ください。