[JUNYA WATANABE MAN]恰好いい大人への始まり

[JUNYA WATANABE MAN]恰好いい大人への始まり

Buyer's VOICE

COLUMN

2024.09.03

みなさま、こんにちは。rt銀座店バイヤーのNAKAMURAです。
今回は[ジュンヤワタナベマン]の魅力と代表的なコラボアイテムをご紹介します。

「今更[ジュンヤワタナベマン]の魅力?」、「コラボレーションしたブランドなら知っているよ」などなど……。もうご存知の方も多いと思いますし、「ウィメンズは作品的要素が特徴で[ジュンヤワタナベマン]は日常的なスタイル」、「普遍的で伝統のあるブランドとのコラボレーションが特徴」そんな記事や紹介文も何処かで見たり読んだりしたこともあると思います。ここから先は「あー懐かしいなぁ」、「そんな事があったんだ」なんて思って読んでいただけたら嬉しいです。

NAKAMURA

Profile

NAKAMURA

銀座店 / バイヤー

COMME des GARCONSの魅力に取りつかれ、デザイナーのこだわりが詰まった様々なブランドの良さを一人でも多くの方に伝えたく、そんな想いをもちながらお買い取りを日々行っております。「おしゃれを楽しむ」「新しいお洋服を着た時の高揚感」毎日が楽しくなる生活をお手伝いします。

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    待ちに待った[ジュンヤワタナベ]メンズラインの始動

    ジュンヤワタナベマン

    2001年ファッション界に衝撃的なニュースが飛び込んできました。[コムデギャルソン]の長い歴史の中で初めて個人の名前が付いたデザイナー渡辺淳弥。

     

    ウィメンズでは毎日ファッション大賞を受賞されていたり世界で有名なアーティストが着用していたりなどなど輝かしい実績を誇るあのデザイナーが遂にメンズを始める。そのニュースに歓喜した方も多く私もその中の一人でした。

     

    当時のファッション界はエディ・スリマンの影響力が強く、タイトなロックスタイルがトレンドのメインでした。

     

    ウィメンズのような作品的要素を期待しておりましたがその真逆とも言える大人感のないカジュアルスタイリングは斬新で、ゆったりとした太めシルエットのパンツ、モノトーンなど一切存在しないカラフルなカラーリングに、キャッチーさがないロゴがあしらわれたトップスなど。そうなのです、コレクションを見た限りでは『大人が着られるのだろうか』、『この大胆に配されたロゴはキャッチーな感じではないような』やはりそこは[コムデギャルソン]です。シルエットはシンプルでもデザインは挑戦的なのです。

    [リーバイス]コラボの誕生

    ジュンヤワタナベマン

    2002年の冬、ファッションの聖地、青山に到着したのは朝の7時半。販売店舗は1店舗のみ。その名も「COMME des GARCONS TOW」。整理番号は20番。「COMME des GARCONS TOW」とは何ぞや?という方は40歳以上のスタッフに聞いてください(笑)。

     

    何を買おうかわくわくしているので、あっという間に開店時間。大人の余裕の表情など保てるわけもなくドキドキの気持ちを全面に出しながら目当てのアイテムに直行。みなさんの予想通りそうです。[リーバイス]とのコラボレーションアイテムです。

     

    今でこそ[リーバイス]とのコラボレーションは珍しくないですが、別注や既製品にブランド名を付けたり、ディテールをちょっと変えたりするのではなく、[リーバイス]との共同制作、この“共同制作”が[ジュンヤワタナベマン]のすごさ。あの長い歴史を誇り世界中のファンに愛されている[リーバイス]が初めて共同制作をしており、2002年春夏のデビューから46シーズン全く同じモノを作らず[リーバイス]とのコラボレーションアイテムを出し続けています。

     

    [ジュンヤワタナベマン]は世界から高い評価を受けているモノが2つあります。1つ目は精密なカッティングと技術を駆使したパッチワーク。2つ目は「デニムの新たな可能性を見出した」と高く評価され、ファッション界の注目を集めた、デザインデニムです。

     

    ここからは、[リーバイス]とのコラボレーションアイテムの3点を紹介します。

    「ディエチコルソコモ・コムデギャルソン」限定販売アイテム

    ディエチコルソコモ・コムデギャルソン

    販売数世界一位の“501”を太めにしたストレートデニム“503”。現在では廃番になっている“503”に特殊プリントを施したアイテム。

     

     

    ディエチコルソコモ・コムデギャルソン

    ロゴの「ディエチコルソコモ」はイタリア・ミラノを拠点とした、Vogueの元編集長が経営しているセレクトショップで、川久保玲と共同経営していたのが「ディエチコルソコモ・コムデギャルソン」。「ドーバーストリートマーケット銀座」のオープンに伴い閉店しました。

     

     

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    ブルーデニム、ブラックデニム、ホワイトデニム、スウェットパンツが発売されました。発売当時は、大人気商品の商品で希少価値の高いものでした。現在も変わらなく人気が落ちないコラボアイテムです。

    2020年春夏シーズン発売 再構築デニム

    再構築デニム

    1976年代の“501”をカスタマイズした再構築デニム。[ジュンヤワタナベマン]が得意とする再構築が活かされた一着です。

     

    一見ださく見える折返しですが『恰好よく着れるなら着てみろ』という挑戦的なデザインに魅かれて購入した一品です。

     

     

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    古着の名店「ベルベルジン」所有のヴィンテージを転写

    551ZXX

    古着の名店「ベルベルジン」が所有している、1960年代の“551ZXX”をベースに3Dプリンターで転写。色落ち、クラッシュ、欠損した紙パッチなどの細かいディテールまでもが転写で再現されています。

     

    ドローコードとベルトループの2WAY仕様にアップデートされています。

     

     

    551ZXX

    最後に

    集合写真

    デビューしてから数年まではコラボレーションしたブランドはもはや数えきれません。伝統のあるブランドの普遍的なアイテムを[ジュンヤワタナベマン]のデザインソースを加えて世に送り出す。

     

    袖を通すことで、そのブランドの歴史や背景を知ることで、よりファッションの楽しさ、良さを感じることが出来ます。恰好の良い大人であり続けるために、デザイナーの進化から投げられる[ジュンヤワタナベマン]の挑戦に今日も挑み続けます。

     

    RAGTAG、rtでは[ジュンヤワタナベマン]や[コムデギャルソングループ]のお買い取りを強化しています。その中でも[リーバイス]や[カーハート]等のコラボレーションは得に強化中。アウターやパッチワークシリーズなどは、近年発売ものだけでなく過去のコレクションアイテムも大歓迎。ぜひお待ちしております。

     

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