[FENDI]100年続く歴史

[FENDI]100年続く歴史

Buyer's VOICE

COLUMN

2024.10.04

みなさまこんにちは。今回は、先日発表された2025年春夏コレクションにて、創立100周年を迎えた[フェンディ]についてブランドの歴史から代表アイテムをご紹介いたします。

S.GOTO

Profile

S.GOTO

WEB買取チーム / バイヤー

2003年入社、バイヤー歴18年。大学生のころに裏原系ファッションにはまり、ファッションの仕事をしたいとラグタグに入社。 店舗で15年ほどバイヤーとして勤務、育休復帰以降はWEB買取チームにて母業をしながらバイヤーをしています。 主に、レディース衣類、ハイブランドのバッグや革小物など、カジュアルブランドからキャリア、エレガンス系ブランドまで幅広く担当しております。 何かお売りになりたいお品物がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください!

index

    [FENDI]とは

    FENDI ファー

    1925年にエドアルド・フェンディとアデーレ・フェンディ夫妻が、ローマで革製品店をオープンしたことから[フェンディ]の歴史は始まりました。

     

    ファーコートを打ち出し、独自のデザインと技術がイタリア国内で大人気となり、その後も毛皮の世界に変革をもたらしながら現在のラグジュアリーブランドへ成長してきました。

     

    [フェンディ]から切っても切り離せない存在、後に「モード界の帝王」と呼ばれるカール・ラガーフェルドが主任デザイナーに起用されたのは1965年。クリエイティブで斬新なさまざまな技法を取り入れ、クラシックなファーの概念を覆し、[フェンディ]の代名詞=ファーという存在にしました。2019年2月に逝去するまで50年以上、ウィメンズ部門のデザインを手がけました。

     

    現在は、ストリートとラグジュアリーの融合のパイオニアであるキム・ジョーンズ、フェンディ一族3代目のシルヴィア・フェンディ、シルヴィアの娘であるデルフィナ・デレトレズ・フェンディがデザインを手掛けています。

    リアルファーの信念を貫く理由

    FENDI ファー

    [プラダ]や[グッチ]、[メゾンマルジェラ]など多くのビッグネームが、ファーフリー宣言をする中、[フェンディ]がリアルファーの信念を貫く理由はなんでしょうか?

     

    一つ目は、「毛皮は合法で必要な存在で、有効活用すべき」という考えから。人は動物を食べ、レザー製品を使用している以上、毛皮も有効活用するべきということです。

     

    二つ目は、エコファーが環境に優しいものとは言えないから。

    エコファーの原料となるのはナイロンやポリエステルなどの化学繊維です。使用時や洗濯時に排出されたマイクロプラスチックは、自然界で分解することができず、やがて野生動物に摂取され体内に蓄積され、生態系や人体にも影響する可能性があります。

    [フェンディ]のウェブページには、「我々の使命は高品質の毛皮を倫理的に供給すること」と記されています。

    代表ライン 「ズッカ柄」

    ズッカ柄

    カールは、それまでコートの裏地に使っていた「F」を組み合わせ、「ダブルF」という斬新なデザインを生み出しました。「Fun Fur(楽しいファー)」の略と言われています。「ズッカ柄」は、誰もが知っている[フェンディ]のアイコンですね。

     

    近年のヴィンテージブームにより、「ズッカ柄」のヴィンテーアイテムが高騰しています。ロゴが細かくなった「ズッキーノ」も人気沸騰していますので、もし自宅に保管しているものがありましたら、お買い取りも募集しております。

    上品さとデザイン性の兼ね備えたバッグ

    “マンマバゲット”

    マンマバゲット

    1997年にシルヴィアがデザイン。軽く小さいフォルムで、バゲット(フランスパン)のように小脇に抱えるデザインが特徴です。2019年に再販されて以来、ファーなど多様な素材や、サイズもミディアム、ラージ、スモール、ナノとバリエーション豊かに。太めのストラップが登場して以来、クロスボディバッグとしても楽しめるようになりました。

     

     

    “ピーカブー”

    “ピーカブー”

    2009年にシルヴィアがデザイン。バッグを開けた見た目が「いないいないばあ(子供の手遊び)」に似ていることから名付けられました。一見シンプルで上品な外見でありながら、バッグを開けるとカラフルな裏地が見えるような遊び心のあるバッグなので、フォーマルからカジュアルまで幅広く使える魅力があります。ナノ、マイクロ、プチ、スモール、ミディアム、ラージ、間仕切りのないエックスライトラージの豊富なサイズ展開と、収納力の高さもまた魅力です。

     

    “サンシャイントート”

    “サンシャイントート”

    2020年春夏コレクションにて登場。FENDI ROMAのロゴ刻印、べっ甲柄のハンドル、スクエア型が特徴。コンパクトな収納力のミニ、一回り大きいスモール、大容量のミディアムの3サイズ展開です。

    [FENDI]のお買い物、お買い取りはRAGTAGへ!

    集合写真

    ブランドの伝統を守りつつも新たな解釈を吹き込み、[ルイヴィトン]や[ディオール]に革命を起こしてきたキムですが、[フェンディ]でも斬新な取り組みを見せてくれました。

     

    [ヴェルサーチ]とコラボレーションをした「FENDACE」コレクションや「フレンズ・オブ・フェンディ」プロジェクトに藤原ヒロシを迎えた[フェンディ]×[フラグメント]×「ポケモン」は記憶に新しいかと思います。

     

    これからの進化も目が離せない[フェンディ]ですが、[フェンディ]のお買い取りを大募集中です!先述のシリーズはもちろん、発売年代の古いお品物も大歓迎ですので、お気軽にご相談ください!

     

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