・必要な物だけ持ち歩く
・周りの人と被らないようなアイテム
・統一感

「シンプルなデザインのショルダーバッグ。マルチな機能性とリーズナブルさが魅力です。」

「今まではトートバッグを使っていたのですが、荷物をなるべく減らしたいと思い始め、両手が空いて丈夫なバッグを探しました。このバッグは黒のボディにロゴだけのシンプルなデザインで服に合わせやすく、容量もあり重宝しています。中はポケットが小分けになっているので、物をたくさん入れていても散らかりません。自宅から最寄り駅まで自転車で通勤しているので、体から動かないように固定できるなど、機能性が高いのも魅力の一つです。ナイロン素材で耐久性も高く、値段も1万円以内で手に入るので、状態を気にせずガシガシ使っています。」

—–リュックだと物を出し入れする際にわずらわしさがあるので、ショルダーバッグはちょうどいいですね！自転車通勤にもぴったりです。1万円以内でリーズナブルに購入できるのも魅力ですね！さっそく気になるバッグの中身を見せてもらいました。

「［CYPRIS（キプリス）］の財布は大学生の頃から愛用しています。日本のブランドで、財布の四隅の革部分をまとめる「菊寄せ」の技術が優れています。革はコードバンが使われていて、きめ細かな艶がありとても高級感があります。購入してから4、5年ほど経ちますが、手入れしなくても艶が消えないので経年変化も楽しんでいます。」

「シルバーのキーホルダーは60年代の［TIFFANY&CO.（ティファニー）］のもので、ヴィンテージショップで購入しました。［ティファニー］はもともと文房具を扱っていたということもあり、ジュエリー以外にもこのような面白いプロダクトがあります。60年代以前のものになると日本ではなかなか手に入らないそうで、アメリカ中を歩き回ってやっと買い付けできるとか…そういった背景もあり、気に入っています。普段持ち歩くアイテムにちょっといいものがあると生活が楽しくなります。」

「メガネは［taichi murakami（タイチムラカミ）］と［OG×OLIVER GOLDSMITH（オージー・バイ・オリバーゴールドスミス）］のものを使っています。［タイチムラカミ］の眼鏡はフレームをよく見ると丸ではなく正十六角形になっています。福井県鯖江市で作られていて、テンプルはチタンが使われています。シンプルなデザインながら存在感があり、アルチザン系のファッションとよく合うので重宝しています。
［オージー・バイ・オリバーゴールドスミス］の眼鏡はべっ甲のフレームが気に入っています。フレームが明るい色なので顔の印象も明るくなり、シンプルなスタイリングのアクセントにもなります。」

「本は常に1冊以上は持ち歩いていて、通勤時間や空いた時間に読み進めています。今読んでいるのはチャールズ・ブコウスキーの「ありきたりの狂気の物語」とジェイムズ・P・ホーガンの「未踏の蒼穹」です。ブコウスキーは代表作「パルプ」を友人に勧められたのをきっかけに他の作品も読み始めています。ブコウスキーの書く文章は、まさにアウトローといったところでとても面白いです。
ホーガンは「星を継ぐもの」からハマりました。内容はSFで、伏線がちりばめられそれをすべて回収していく内容が面白く、ぜひみなさんにも読んでほしいです。」

「ハンドクリームと香水は［LE LABO］のものを愛用しています。スモーク系の香りが気に入り購入しました。［LE LABO］の香水はお店で実際に自分好みの香りを調合できるのでおすすめです。容量が多いものを購入したので、アトマイザーに入れて持ち歩いています。」

「小物は自然と黒のものを揃えがちで、腕時計は基本的に仕事中に着けています。デジタルなので細かい時間がわかるのと、ストップウォッチがついていたり機能性、耐久性が高いという点でこの時計を選びました。コーディネートに馴染んでくれるので2年ほど愛用しています。イヤホンは特にこだわりはなく、コスパ優先で音質がいいものを選んでいます。」

—–シンプルだけど一つ一つに思い入れや、こだわりを感じますね。思わず調べたくなってしまうコアなブランドから、小説、香りを調合できる香水まで、生活を豊かにしてくれるバッグとその中身でした。