[DRIES VAN NOTEN]の虜に

[DRIES VAN NOTEN]の虜に

Buyer's VOICE

COLUMN

2023.08.23

多くのファッションラバーから長年愛され続けている[ドリスヴァンノッテン]。
今回はそんな[ドリスヴァンノッテン]の魅力についてお話ししたいと思います。

MITANI

Profile

MITANI

ニュウマン横浜店 / バイヤー

インポートブランドが好きで、中でも1番好きなのはDRIES VAN NOTENです!色物、柄物アイテム、大好きです!ハイブランドのシューズも好きだったりします!お客様と楽しくお話しするのも大好きです!ぜひお店に遊びにいらしてください!

[ドリスヴァンノッテン]と出会って

 

みなさんは、一目見て心奪われるものに出会ったことはありますか?

 

私が[ドリスヴァンノッテン]に出会ったのは2012年秋冬コレクション。

コレクションを見た時の衝撃は今でも鮮明に覚えています。

 

一瞬にして完全に心を奪われました。コレクションを見てどうしても欲しい!と思い手に入れたシルクプリントのシャツは、愛用しすぎて変色してしまったりシルクが裂けてきたりして、着ることは難しい状態ですが、どうしても手放せず、今でもたまに眺めてはうっとりしています。

 

この時から早10年。

今も[ドリスヴァンノッテン]の魅力に魅了され続けています。

 

[ドリスヴァンノッテン]は、定番で出すアイテム(ガウンや袴パンツ等)はあるとは言え、これ!といった代表的なアイテムはありません。

でも、どのコレクションを見ても、どのアイテムを見ても、「あぁドリスだなぁ」と感じることができる、そんな特別なオーラを放っているように私は感じます。

オーラを放つ服たち

柄物集合

 

ではそのオーラって?

 

[ドリスヴァンノッテン]が得意とする柄。

花柄、チェック柄、ストライプ柄、アニマル柄、毎シーズン様々な柄物で楽しませてくれる[ドリス]なのですが、なぜこんなにも柄物が素敵なのかというと、それはデザイナーであるドリス自身の色彩センスのたまものなのだと私は思います。

色と色の合わせ、そのバランス感覚からは他にはないドリスならではのセンスを感じる事が出来ます。

花柄集合

 

中でも花柄は別格!!!ドリスは自宅の広大な庭に様々な花を自身で育てるほどの花好き。

その庭に咲いている花の写真を用いたアイテムも度々登場しています。

花柄アップ

 

ドリスが生み出す花柄は大胆でありながら繊細で、華々しく可憐でありながら抜け感もある。

ここぞ!と勝負したいときに着るとパワーをもらえるし、日常にも溶け込んでくれてデイリーユースにもぴったり。

甘すぎず、辛すぎず、フォーマルにもデイリーにも使えるなんて、バランス感覚抜群すぎる何よりの証拠ですよね。

 

その、絶妙な色彩センスとバランス感こそがオーラの根源なのだと思います。

コーディネート置き画

 

コレクションでのコーディネートでもそのセンスは色濃く表れているんです!

 

柄物を得意とする[ドリス]のコレクションでは、柄×柄の組み合わせが多くみられます。

普通なら選ばないであろう組み合わせなのに、しっくりまとまるのが不思議でたまらない。これこそ、[ドリス]だからこそなせる業ですよね。

 

私も、自身のコーディネートの参考に何度もコレクションのルックを見返しています。何度見ても心惹かれる素敵なコレクションばかりです。

力強いメッセージを込めた華やかなコレクション

 

そして、[ドリス]の魅力は服に込められた強い思いにあります。

2020年春夏シーズンにオートクチュールデザイナーである[クリスチャン・ラクロワ]とタッグを組んで発表した華やかなコレクション。

20ss集合

〈[クリスチャン・ラクロワ]と発表した2020年春夏コレクション〉

 

80年代から90年代にかけて自身の名前を冠したブランドを創設した同志として、ファッションを純粋に楽しんでいたあの時代の情熱を、もう一度現代に呼び戻したい、という2人の思いが込められています。

華やかな色遣いにふんだんに使用されたフリルやリボン。

 

心からファッションを楽しみ、着飾ることの高揚感が感じられるコレクションでした。

20ssディテール

 

パンデミックを経て、2年半ぶりにショー形式で発表された2023年春夏シーズンのコレクション。

 

色彩や質感、造形のコントラストを通して、闇から光へと向かっていきます。

〈2023年春夏コレクション〉

 

「服を着る喜び」が純粋に表現されたショーの終盤で、あふれんばかりに展開されたのは、生き生きとした色とりどりの花柄プリントでした。

 

先行きの見えない時代でも、花のように強く、美しく、光のある方を向いて生きていこう!という強い思いが込められているように感じました。

記事画像

 

その他のコレクションでも、その時々にドリス自身が感じたこと、伝えたい思いが服に込められ発信されています。

 

だからこそ、いつ見ても色褪せることがなく、いつ着ても自分の気持ちを高揚させてくれるのだと思います。

 

新しいコレクションももちろん、数年前、十年以上前のコレクションでも今なお着続けられる[ドリスヴァンノッテン]のお洋服。

 

RAGTAGでは、年代問わず[ドリスヴァンノッテン]のお買い取りを強化しております。眠っているお品物がございましたら、ぜひご相談ください。

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