
RAGTAGスタッフの(超個人的!)注目ブランド 2024
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ファッションをこよなく愛する RAGTAG スタッフが、今気になっているブランドとは?
日々多くのファッションブランドのアイテムを見て着て触っているスタッフが、トレンドと服好きの一人としての主観をミックスして注目ブランドをご紹介します!
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SHOOP
原宿店 TSUJII


ここ3年ほど注目している[シュープ]。デザイナーの身近にあるカルチャーや音楽をインスピレーション源に、常に新しいコンセプトを探求することにより洋服をデザイン。様々なジャンル、異国のカルチャーをミックスし、[シュープ]独自のの解釈で再構築。クラシックな素材のエレガンスとディテールを組み合わせ、洗練されたコンテンポラリーウェアを提案しています。トレンド感がありながら独特な立体的なデザインやプリントデザイン、そしてブランド内での定番アイテムも増えてきており、ここから更に注目されるのではないかと思っています。
Omar Afridi
名古屋パルコ店 YOSHIDA


相反する2つの言葉を組み合わせた造語 “Primitive Mode(プリミティブ=原始的、モード=流行)”を概念とする[オマールアフリディ]のウェアは、モダンでありながらも、どことなく伝統的なクラフトマンシップを感じさせるディテールが特徴。アルチザンブランドが好きな市村氏、モード側の菊田氏の日本人デザイナー2人が提案する中で、違和感の調和が感じられます。 新進気鋭と言われるような若いブランドなどとミックスすることで新しいジャンルに飛び込めるブランドの一つです。
ピーター・ドゥ率いる新生HELMUT LANG
吉祥寺店 IHARA


「今再び世界がラングを求めている」ととある雑誌で見かけました。 ここ数年の古着市場では[ヘルムートラング]の本人期が異様な盛り上がりを見せています。90年リバイバルの中でも人気が飛びぬけているように感じます。華美でゴージャスすぎるデザインが氾濫する中で、ピーター・ドゥは言わば[ラング]の先鋭的でかつシンプルであるエッジな考え方を、確実に体現しうる人物だと私は考えています。すでにランウェイは高い評価を受けており、私たちの目に届くころにはどうなっているか楽しみです。
ALWAYTH
心斎橋店 YOSHIOKA


2015年にスタートした[オルウェイズ]はファッションブランドの基本的な概念では掴みきれない『全天候型ブランド』として大小様々なファッションブランドとのコラボやディレクションまで行う。デザイナー非公開。ホームページやInstagramでも全貌が曖昧で謎に包まれた個性的なブランドです。2023年は[アーノルドパーマー]や[ヴァンズ]、[グラミチ]とのコラボレーションなどで注目されましたが、基本的な物作りのスタンスはアンダーグラウンド。徳島のハンドメイドファクトリー「MIYOSHI RUG」との壁にかけられるラグを発売したり、[クリーク]や[ブローシュア]、[ミンナノ]などのコアブランドをはじめ、「PALETOWN」、「EPOCH」、「WAKE.」など全国各地の有力ローカルストアとの繋がりもしっかりあってファン同士の繋がりやイベントも含めてカルチャー化しているのも興味深く、目が離せません。
POST ARCHIVE FACTION
福岡パルコ店 ISHIDA


2018年に韓国で設立。2022年秋冬には[オフホワイト]とのコラボレーションを果たし、一部界隈ではカルト的な人気を誇るブランドです。 アバンギャルドなスポーツウェアに未来主義的なディテールを融合し、ファッション業界の主流から離れた空想的なコレクションが魅力的。 過去から現在までの連続性をLEFT、CENTER、RIGHTのラインナップで表現するブランドならではの展開方法も特徴的な部分です。
doublet
ルクアイーレ店 HATTORI


違和感のあるデザインをコンセプトに、視覚的にも、素材の混紡、ショーの形式など、全てにブランドならではのカオスな世界観を感じさせるブランド。 オマージュアイテムや、定番のデニム、スカジャンなど、いずれもリサイクル素材を用いたり、一捻りどころか二捻りした発想のディテールが最大の魅力です。 一見、派手に見えるアイテムも少なくないのですが、何より、着る人自身や、見る人のことを楽しませるようなものづくりに惹かれるファンも多く、コロナで思うように好きな服を着て出かけられなった反動から、さらに人気に拍車がかかり、今後も目が離せません。 注目なのが、2024年春夏4月下旬発売予定の[ダブレット]と[コンバース]による両ブランド初のタッグとなるコラボレーションスニーカー。[コンバース]の顔ともいえる、”オールスター”と“ジャックパーセル”をドッキングしたようなデザイン。[ダブレット]ならではの違和感を合わせつつ、合わせやすいモノトーンが嬉しいポイント。周りと被りたくないという方にも是非、チェックしていただきたいアイテムです。
_J. L - A. L_
たまプラーザテラス店 MURAFUJI


[ゴールドウィンゼロ]のデザイナーでもある ジャン=リュック・アンブリッジによって2020年に始まったばかりの新進気鋭のUKブランドです。テクノロジーやスペキュラティブデザインからインスピレーションを強く受けています。その特徴は高い機能性と曲線などによる表現。複雑な作りながらも着やすいデザインが魅力です。[ホカオネオネ]や日本出身のクリエイティブ集団Sound Sportsとのコラボレーションなど精力的な活動は国内外で注目を集めています。 実用性と独創的な高いデザイン性を兼ね備えたブランドはあまり多くありません。テック系ブランドがスタイルの一つとして根付いた今、要注目のブランドです。 ちなみに、読み方が長らく謎でしたが、デザイナー本人によると、[ジェーラル]ではなく、[ジェーエル・エーエル]だそうです。
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