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BUYER'S VOICE RAGTAGバイヤーのファッション偏愛をお届け!

RAGTAGスタッフもお客さまと同じくらいファッションが大好き。
このコーナーでは、豊富なファッション知識を持つバイヤーたちが、
自ら偏愛するブランドやアイテムをご紹介します。

私の好きなブランド、あのアイテム

N.Hoolywood
“ルシファー・ライダース”

RAGTAG 渋谷店 バイヤー 馬嶋 徹

■古着屋めぐりの中で出会った [N.Hoolywood]

学生時代から服好きで、アメカジ系の古着屋によく通っていました。そういう中で古着好きだった私が通ったお店のひとつが、当時原宿の「go-getter(ゴーゲッター)」という古着屋(2015年に閉店)の3階にあった「ミスターハリウッド」です。ここでは[N.Hoolywood(エヌ・ハリウッド)]のデザイナーである尾花大輔さんが、古着リメイクやオリジナルのアイテムを手がけられていて、古着好きな私は、古いものの価値を大切にしているこのブランドに強く惹きつけられました。

■名品“ルシファー・ライダース”

2002年に発売されて人気を博した通称“ルシファー・ライダース”。こちらは2012年にZOZOTOWNとの企画で復刻されたもの。タグ以外は初期モデルのディティールを忠実に再現。

「ミスターハリウッド」はオープン時には既に結構名前も知られていましたし、私もそこでよく買い物もしました。当時は「買えるものなら全アイテム買いたい」くらいに思っていましたね(笑)。[N.Hoolywood]は2002年春夏から東京コレクションに参加するのですが、同ブランドの中で「ルシファー期("as for theLucifer")」と呼ばれるコレクションの2シーズン目に発売されたライダースは、[N.ハリ]ファンの間では“ルシファー・ライダース”として有名です。それまでのライダースといえば、いわゆるモーターサイクルで無骨な印象のものが主流。ジャストサイズで着られる野暮ったくないシルエットに、古着風のリメイク感や“土臭さ”がプラスされたこの“ルシファー・ライダース”は目新しく映り、古着好きなメンズたちの心をくすぐって一躍人気となりました。[N.ハリ]のアイテムの中でも最初に有名になった、[N.ハリ]の人気を決定づけた一着といえます。当時確か6万円くらいだったと思いますが、私も購入しました。

■オリジナルと10周年の復刻モデル

特徴的なディティールのジップは、ペンチで外してハンドメイドで縫い付けていたりとこだわった作り。

ブランド10周年の時には、ZOZOTOWNの企画で復刻モデルも発表されました。革は当時と同じカウレザーですが、復刻モデルの方が革に厚みがあって、生地がしっかりしています。個人的には初期モデルの薄い革の方が好みですね。古着っぽさがあるというか、着たそばからすぐ身体に馴染んでくれる感覚がありました。復刻モデルは値段もやや上がり8万円くらいでしたが、オリジナルモデルが名品として知られていたのもあって、すぐに完売し、オークションでも高値で取引されていました。こちらは生地がしっかりしている分、着ていきながらレザーを馴染ませて育てていく楽しさがあります。現在RAGTAGでは3万円代後半で販売されていますが、万が一売れ残ったら私が買いたいと思っています(笑)。ちなみにRAGTAGでは、“常にお客様優先”のルールがあって、一定期間を過ぎないと社員は購入できないのです。

■お店でのコミュニケーションを大切に

渋谷店の馬嶋が着用しているのは、[N.Hoolywood]のカットソー。スウェットとジップパーカ2着が組み合わさってひとつになっている作りは、古着を知り尽くしたこのブランドならでは。

[N.Hoolywood]は現在も好きなブランドのひとつで、現在もカットソー類はここのブランドのものをお店で買います。ネットや通信販売が普及をしても、私はやはりお店の雰囲気なども感じながら接客を通して購入するのが好きなんです。価格も大事ですが、私も価格以外のコミュニケーションも大切にしながらお客様に寄り添った接客対応をしていきたいと思っています。

馬嶋 徹

アメカジ系の古着好きからブランド古着の奥深さを知り、1998年に入社。バイヤー歴20年を数えるベテラン・スタッフ。広範な知識をもとにした「お客様に寄り添ったバイイング」がモットー。

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