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BUYER'S VOICE RAGTAGバイヤーのファッション偏愛をお届け!

RAGTAGスタッフもお客さまと同じくらいファッションが大好き。
このコーナーでは、豊富なファッション知識を持つバイヤーたちが、
自ら偏愛するブランドやアイテムをご紹介します。

私の好きなブランド、あのアイテム

kolorの
ブサイク(BSIK)パンツ

RAGTAG吉祥寺店 バイヤー 伊原 佳紀

■[kolor(カラー)]の始まり

[カラー]は2004年よりPPCMなどのデザインをしていたマウスデザインプロダクションズのメンバーの一人、阿部潤一が始めたブランドです。元々[コムデギャルソン]などの有名ブランドで勤めていた経歴もあり、素材、パターン、時代性など様々な角度からこだわったアイテムを出し続けている日本を代表するブランドです。2005年春夏の東京コレクションを皮切りに、2012年秋冬にはパリ・メンズファッションウィークでのコレクションも行っており、日本だけでなく、世界中にファンを持つブランドでもあります。

■名作揃いの[カラー]

「素材の魔術師」とも称されるデザイナーの阿部潤一は自社で素材の開発を行っており、[カラー]でしか見ることの出来ない素材や加工を多く使用しています。「ナイロンカバリング」「ウールダンボール」「ボンディング加工」「エバーチンツ加工」「パッカリング加工」などの[カラー]独特の素材、加工を使い、仕立てた洋服は他のブランドにはない着心地やシルエットになるのでファッション玄人の方に愛用者が多くいるのも頷けます。ブランドの顔ともいえる「ブサイク(BSIK)パンツ」こと「サイドパッカリングパンツ」、その進化版ともいえる「ニューパッカリングパンツ」、カーディガンともジャケットともいえる「クリノジャケット」など、[カラー]には毎年アップデートされ通称が付くくらい愛用者の多い洋服がたくさんあります。

■ブランドの顔とも言える、パッカリングパンツ/ブサイク(BSIK)パンツ

多くのアイテムの中でも一番愛用者が多く、人気が高いのは[カラー]のパッカリングパンツです。ブランドの最初から出しているアイテムで、サイドのシームにシワが寄る様に内側からテープで縫い合わせている収縮により、ハンガーにかけた時にはスソがハの字に外側へ広がってしまいます。シルエットは緩めのウエストで、おっこちたヒップ、全体的にブカブカな印象。その発売当時は、スキニーやスリムストレートなどの美脚・細身のパンツシルエットが主流だった中で、まさに見た目はブサイクなパンツでした。

これだけ聞くと何がいいの!?と感じる方もいらっしゃると思いますが、恐る恐る足をいれて穿いてみると、そのかっこ悪いと思っていたシワ感が、大人のこなれた雰囲気を自然に出してくれて、すごくかっこよく見えるのです。しかもリラックス感のある程よい太さで股上も深く、履きやすくとてもラクチンです。これに病みつきになった人も多く、トレンドも徐々に細身のシルエットから太めのリラックススタイルに移行していき、一時期は雑誌で[カラー]のブサイク(BSIK)パンツを見ない回はないというくらいに人気を上げていきました。

■今もなおアップデートしてリリースされ続けるブサイクパンツ

2007年のリリースから長年親しまれてきたブサイク(BSIK)パンツですが、毎シーズン同じ形や素材でラインナップされるかというとそうでもなく、[カラー]らしい実験的な素材が乗ったり前衛的な色柄だったりと、いつのシーズンであっても[カラー]にはマストアイテムなのがブサイク(BSIK)パンツです。 新品ですと4万近くするアイテムですが、RAGTAGなら本当に手の届きやすいラインナップでも揃っています。ぜひみなさんの相棒にブサイク(BSIK)パンツを加えてみてはいかがでしょうか?

伊原 佳紀

2008年入社。バイヤー歴9年目。ジャンル問わず洋服の背景にある作り手の思いやバックボーンを追及することが好きで、得た知識を常にお客様に伝え楽しんでもらう事をモットーに店頭に立っています。

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