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BUYER'S VOICE RAGTAGバイヤーのファッション偏愛をお届け!

RAGTAGスタッフもお客さまと同じくらいファッションが大好き。
このコーナーでは、豊富なファッション知識を持つバイヤーたちが、
自ら偏愛するブランドやアイテムをご紹介します。

私の好きなブランド、あのアイテム

MAISON EUREKA の
”シューズコレクション”

RAGTAGルクアイーレ店 店長 山塙 朝子 

■長年の経験が培ったひらめきから生まれる、新しさ

[メゾンエウレカ]と言えば変形のリメイクデニムやチノの印象が強いですが、ブランドが始まった当初はシューズ4型、リメイクスウェット2型でスタートしています。デザイナーの中津由利加さんが元々シューズブランドのデザイナーだったこともあり、デザイン性と履き心地、両方を兼ね備えています。
ブランド名の「EUREKA」は古代ギリシャ語でひらめきという意味です。ブランド名にもある通り、デザイナー中津さんのひらめきを軸に、シーズンテーマは特に設けず、中津さんのクローゼットの中をデザインソースとして今着たいものから商品づくりをしていくそうです。中津さんは、今で言う「コンセプトショップ」の先駆け的な存在のセレクトショップ「ナンバー44」のバイヤーを務め、単身ロンドンへ留学、世界各国を旅して異国文化を吸収、さらにはシューズブランド[durbuy(デュルビュイ)]のデザイナーをしていたというユニークな経歴の持ち主です。アパレル業界での幅広い経験でいろんなお洋服見てきたからこそ、肩の力が抜けた程よいデザイン性の高さがありつつも“今着たい”リアルクローズの側面を持ち合わせたアイテムを生み出せるのだと思います。
初めてエウレカの靴を見たときに、このアイテムが自分のクローゼットにあればいろんなコーディネートをひらめきそうと心ひかれたのを覚えています。今回は思い出深いメゾンエウレカのアーカイブをご紹介させていただきます。

■[メゾンエウレカ]シューズコレクション

2016年秋冬のラムファーミュール。ころんとしたシルエット、ラビットファーを使用しながらもランダムな毛足が程よく動きを出してくれます。 履いた時のなんとも言えないボリューム感のあるバランスが大好きで、ワイドパンツに合わせてコーディネートしていました。温かみのある印象だけでなく、スニーカーのようなボリュームのあるアウトソールでさりげなくスポーティさがあるのもエウレカらしいデザインです。コレクションではスウェットのセットアップにコーディネートしていて、サボをスウェットと合わせる発想はなかったので「なんてかっこいいんだ!」と一目惚れしました。

こちらはバブーシュのようにかかとを踏んでもはけるスリッポンシューズ。素材を変えて度々登場しているモデルです。バブーシュといえばフラットというイメージを覆し、ヒールのあるデザイン。ヒールの硬さも程よく歩きやすさとシルエットの美しさ両方をかなえてくれる一足。かかとは先がとがったエッジのあるデザインですが、履いてみるとかかとにぴったりとフィットするという機能性のともなった遊び心のあるデザイン。中野さんが愛するドイツのデザイン・芸術文化の「バウハウス」などにも通じるところだと思います。

■足元までこだわりたい方へ

ヴィンテージのリメイク物が多いイメージですが、ただのリメイクには収まらず、幅広いコーディネートに合わせられて大人の女性でも着られる絶妙なバランスが[メゾンエウレカ]の魅力です。古着とのミックスやエッジの効いたドメスティックブランドがお好きな方の足元にぴったりな[メゾンエウレカ]のシューズ。足元までこだわり抜きたい方におすすめのアイテムです。

山塙 朝子

2011年入社。バイヤー歴7年。2019年よりルクアイーレ店店長。バイヤーになりさまざまな洋服に触れるうちにメンズ・レディース問わず幅広いブランドに興味を持つようになりました。お洋服好きのお客様から教えていただくこともあり常に刺激的な毎日を過ごしています!新しいブランドがどんどん出てくるのでトレンドも歴史のあるブランドも常にアンテナを高く情報収集しています!

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