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BUYER'S VOICE RAGTAGバイヤーのファッション偏愛をお届け!

RAGTAGスタッフもお客さまと同じくらいファッションが大好き。
このコーナーでは、豊富なファッション知識を持つバイヤーたちが、
自ら偏愛するブランドやアイテムをご紹介します。

私の好きなブランド、あのアイテム

ストーリーを着る、ミナペルホネンの服

rt銀座店 バイヤー 山下 香織

■[ミナペルホネン]との出会い

[ミナペルホネン]は、皆川明によって1995年にスタートしたブランド。オリジナルのテキスタイルを用いたファブリックから服作りを進めており、どのアイテムにも独特の世界観が感じられます。
私が[ミナペルホネン]を知ったのは「nami」というテキスタイルのトップスがRAGTAGに入荷してきたのがきっかけです。風を受けて波が立つ様子が描かれたもので、そのひとつひとつのタッチがとても力強く、エネルギーを感じました。興味を持ってブランドを調べてみると、ひとつひとつのテキスタイル全てに意味合いやストーリーがあることを知り、それまでなんのこだわりもなく服を選んできた私にはとても衝撃的でした。

■テキスタイルにこめられたストーリー

こちらは2019年に発売されたブラウスです。テキスタイル自体は2011年に発表されたもので、クローバーが生い茂る様子がレースで描かれています。実は一着の洋服の中にひとつだけ四葉のクローバーが存在しており、そこから由来して“sometimes lucky”という名前のテキスタイルとなっています。四葉のクローバーがひとつだけあることは聞かないと分からないポイントですが、とても[ミナペルホネン]らしいアイテムだと思います。
テキスタイル以外にも、[ミナペルホネン]の洋服は着ている本人にしか分からないようなこだわったディティールがあることも魅力の1つです。例えば定番アイテムのデニム“always”では、ポケットの裏地に刺繍のテキスタイルが使われていたり、ボタンフライの見えないボタンにも、ひとつひとつに蝶々が刻印されていたり。着ていておしゃれに見えるかどうかももちろん大事ですが、自分のテンションを高揚させてくれるかどうかも服選びでは大事なポイントですよね。

■ものづくりへの姿勢があらわれた定番アイテム

洋服の他にも、[ミナペルホネン]といえばバッグなどの小物を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。毎シーズン定番で販売している“エッグバッグ”や“ミニバッグ”は、洋服を裁断したときに余った布を使って作ったアイテムです。[ミナペルホネン]のテキスタイルは、機械でも人の手を感じるような刺繍の表情や厚みなど細部にこだわっており、信頼する日本国内の工場と試作を何度も重ねて作り上げています。余り布すらも無駄にしない、ものづくりへの姿勢がつまったアイテムです。
最近ではエッグバッグを一回り小さくした“ウズラバッグ”や、“ミニバッグ”を一回り大きくした“トーストバッグ”なども発売され、サイズにもバリエーションが増えています。テキスタイルを味わうにはもってこいのデザインで、私もコレクションしています。洋服よりも取り入れやすいアイテムなので、初めて買う方やプレゼントにもおすすめ。ぜひお気に入りのテキスタイルを見つけて、[ミナペルホネン]の魅力を味わってみていただきたいです。

山下 香織

2013年入社、バイヤー歴7年。
「ファッションを通してお客様の気持ちを明るくできるような接客を心がけています」。

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