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BUYER'S VOICE RAGTAGバイヤーのファッション偏愛をお届け!

RAGTAGスタッフもお客さまと同じくらいファッションが大好き。
このコーナーでは、豊富なファッション知識を持つバイヤーたちが、
自ら偏愛するブランドやアイテムをご紹介します。

私の好きなブランド、あのアイテム

FACETASM “ストリートの中に感じる女性らしさにこだわったデザイン”

RAGTAG福岡パルコ店 バイヤー 木村 寿美子

■様々な角度から物事を捉え、
新しい挑戦をしているブランド

[FACETASM(ファセッタズム)は、落合宏理によって2007年にスタートしたブランドです。コンセプトは“HUMOR OF POP”。「服に遊び心を入れることを忘れずに」ということをモットーにしていて、新しいデザインやテキスタイルを生み出すことに挑戦し続けています。私もRAGTAGに入社してブランドを知っていく過程で、[ファセッタズム]の独特の色・柄・レイヤードデザインから力強さを感じるルックを見て、「このブランド着てみたい」と思いチェックし続けてきました。毎シーズン、ルックを見るたびに新しい素材の使い方、デザインを生み出していて、驚かされています。[ファセッタズム]を語る上で欠かせないのは、テキスタイルとレイヤード。まずテキスタイルについては、ほぼ全てのテキスタイルをオリジナルで作り出し、自分たちが使いたいものを取り入れて作る、「唯一無二」のデザインアイテムばかりです。それは、テキスタイル会社を経た落合氏ならではのこだわりではないでしょうか。

■メンズとは一線を画した、女性らしく見せるディテール

[ファセッタズム]は、メンズのイメージが強いという方も多いかもしれませんが、メンズ、ウィメンズ、ユニセックスの三つを軸に展開しています。メンズやユニセックスラインでは、ブランド設立当初から、オーバーシルエットやストリート&モードテイストを感じるデザインを多くリリースしてきました。ユニセックスラインは、1~5サイズ展開の中、自分の好きなサイズ感を選んで着こなすことができる楽しみがあります。私も、ユニセックスラインのアイテムでサイズ5(通常メンズが着るXLくらいのサイズ)のトップスを選んで着たりもしていました。一方で、ウィメンズオンリーのデザインアイテムはそれとは異なり、[ファセッタズム]ならではのストリートモード感がありながら、女性らしいラインやタイトなサイズ感、大胆な肌見せ・脚見せなどでエレガンスな雰囲気を感じるものが多く見られます。

こちらは2017年春夏にリリースされたウィメンズラインのシャツ。フットボールをベースとしたデザインで、肩を落としてルーズな長さの袖丈といったストリート感を感じるデザインながら、バック部分はカシュクールで大胆な肌見せデザイン。フェミニンさを加えた、[ファセッタズム]のウィメンズラインらしい一点と言えます。同シーズンはユニセックスラインからも、同じパターンのものが出ていたのですが、そちらはバックにデザインを施していない、オーバーシルエットのプレーンなプルオーバータイプでした。このように、ウィメンズラインで落合氏が描く「女性らしさ」はどこか一線をひき、違ったこだわりを見せていると感じます。生地はメッシュなどスポーティなものをベースに使いながら、それぞれ素材は異なった切り替えを施し、テキスタイルを得意とする落合氏のこだわりを感じることができます。ちなみにこのフットボールデザインは人気があったことも関係してか、翌年もデザインのパターンを変えてリリースされていました。

■重ね着の可能性を見出せる

様々な色・柄・テキスタイルを重ねることにより、セオリーにとらわれず、自由なおしゃれ、自分のしたいスタイリングができる[ファセッタズム]のアイテムの数々。正解を考えず、自分の着たいように着こなしてみてほしいです!ぜひ、[ファセッタズム]とともに自分だけの着方の楽しみを見つけてみてください。

木村 寿美子

2012年入社。2015年よりバイヤー。ドメスティックを中心に、ブランドらしさが光る個性的なデザインが好きです。お客様の想いに共感し、一緒にファッションの楽しさを共有し、明日からの日々がまた楽しくなるような接客を心掛けています。

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