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BUYER'S VOICE RAGTAGバイヤーのファッション偏愛をお届け!

RAGTAGスタッフもお客さまと同じくらいファッションが大好き。
このコーナーでは、豊富なファッション知識を持つバイヤーたちが、
自ら偏愛するブランドやアイテムをご紹介します。

私の好きなブランド、あのアイテム

PORTER CLASSIC “アロハシリーズ”

RAGTAG 渋谷店 バイヤー 望月貴弘

■ストーリーのある服、世界に誇るジャパンメイド [PORTER CLASSIC(ポータークラシック)]

入社してからずっと服が好きで色んなブランドを着てきました。 [ポータークラシック(以下、PC…ここではファンの中での愛称名PCと割愛させていただきます)]との出会いは転勤で訪れた福岡のマイノリティレッブという老舗セレクトショップ。その当時はアイテム数も、置いてあるお店もまだ少なかったです。 職人さんが、一つ一つ作る繊細な手仕事がカッコよく、ブランドの魅力に引き込まれました。
最大の魅力は、プロダクトの根底にもある Made in Japan へのこだわり、 世界基準でモノ作りをするという想いです。特に日本の伝統文化や職人の高い技術を生かし、その本質は残しつつ、独自のエッセンスを加えた服が最高です。身近な環境や地域社会に目を向け 文化・芸術・技術の向上に尽力すると共に 若手による新しいクリエーションを育成するという観点もすごく共感が持てます。今回紹介するアイテムにもそんな想いが沢山詰まっています。

■毎年、ストーリーのある “アロハシリーズ”

今回ご紹介するのは、アロハには珍しい長袖のシャツと夏用のレーヨン素材のショーツ。 [PC]では、夏アロハと冬アロハなるものが存在します。季節によって素材感を変えて発売される人気商品です。
シャツは2019年秋冬物として発売された冬アロハ。雨の日のニューヨークのタイムズスクウェアをモチーフにしたデザイン、しかも時代は50年代か60年代のレトロな雰囲気でモノトーンの色合いと相まって素敵です。夏シーズンに出された赤のショーツは「フランス映画」をテーマにしたポップなイラストがかわいいです。 もともとセットアップで販売されることも多いため、夏はセットアップでなんていうのも粋ですね。去年発売された盆踊りのイラストシリーズも個人的にはかなりおすすめです。ぜひ見てみてください。
実際、デザイナーの吉田克幸さんはアロハが大好きで、通年着ていらっしゃるそうです。 今回紹介したアロハも含めて、[PC]のアイテムにはストーリーが詰まっていて、それを感じながら袖を通して、誰かにいいねと言われたら、実はね……とつい教えたくなる人とのつながりが大切にされた服だと私は思っています。

■クリエーターであり[PC]を支えるMIMOEさんの手書きイラスト

[PC]のアイテムにはクリエーターが手を加えているアイテムがいくつも存在します。 刺繍を専門で行うお針子さん、インスタグラムではお針子マフィアなんてユニークな名前のアカウントで閲覧もできます。 イラストは、[PC]設立当初から、ルックブックやアイテムにイラストを描いているMIMOEさんというイラストレーターの方が絵を描いています。 少しかわいらしい、優しい独特なタッチが[PC]の和や日本を感じるクラシックなアイテムに溶け込み、なんとも言えない世界観を生み出している訳です。 個展で絵を見たり、購入するような感覚でついつい[PC]の服も集めたくなってしまいますね。 一度はまったら抜け出せないのはこういう丁寧な仕事と思いが詰まっているからもしれません。

望月貴弘

地元の夫婦が営んでいた古着屋で服を知り、ブランドに興味を持ち、どっぷりとファッションの世界にのめり込み、2006年に入社。バイヤー歴10年を数えるベテラン・スタッフ。ファッション生き字引、自他ともに認める生粋の服バカ。2児の父親になった今でも服を楽しむ姿勢は変わらない。

BUYER'S VOICE

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