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BUYER'S VOICE RAGTAGバイヤーのファッション偏愛をお届け!

RAGTAGスタッフもお客さまと同じくらいファッションが大好き。
このコーナーでは、豊富なファッション知識を持つバイヤーたちが、
自ら偏愛するブランドやアイテムをご紹介します。

私の好きなブランド、あのアイテム

Parabootの“ミカエル”

RAGTAG新宿マルイアネックス店 店長 池川真由美

■カジュアルに楽しめる“ミカエル”

“ミカエル”は、[Paraboot(パラブーツ)]の中でも人気モデルの一つ。[パラブーツ]は1919年から三世代に渡って受け継がれている、ソールまで自社で作る世界でも唯一のシューズメーカーです。山岳民族のチロリアンシューズが起源の“ミカエル”は、創業者レミー・リシャール・ポンヴェール氏の孫で現会長のミッシェル・リシャール・ポンヴェール氏が生まれた1945年に発売。ミッシェル(Michael ラテン語読みでミカエル)がモデル名の由来で、[HERMES(エルメス)]が特注したのが始まりといわれています。
[パラブーツ]のソールは、ラテックスソールというラバーソールでできています。自社で生産しているソールで、レザーシューズにラバーを使っているブランドは他にはなく、[パラブーツ]ならでは。なかなかすり減らない強いソールになっています。 またモデル(“シャンボード”、“ミカエル”など)によってソールの作りが異なり、それぞれの特性によって変えているこだわりがあります。“ミカエル”はだいたい「マルシェⅡ」というソールが使われており、パラブーツの中でも定番であり最古のソールになっています。

■雨の日に履ける革靴。

元々山岳民族の伝統的な製法で作られている[パラブーツ]は、製法もかなりのこだわりがあります。 登山靴で用いられるノルヴェイステッチで強度もさることながら、ストームウェルトがレザーでL字になっているので、雨にも強いという魅力があります。 レザーもオイルを染み込ませて水に強くなるように仕上げられているため、雨の日のレザーシューズとしてパラブーツを愛用している方も多いかと思います。 雨の日の靴は何を履こう、という悩みから解放されて、「雨の日だからパラブーツを履こう。」という楽しい気分にしてくれるブランドです。

■豊富なバリエーションと別注モデル

“ミカエル”は素材によってもバリエーションが豊富にあります。ファーなしのスタンダードなモデルの他に、ウサギを使ったものは“ミカエル ラパン”、 アザラシは”ミカエル フォック“(アザラシはEUで毛皮の取引に制限されて以来廃盤、稀に復刻)など。2018年の「ユナイテッドアローズ」別注のこちらはガラスレザーにレッキスファーをあしらい、ステッチは黒で統一。さらにキルトが付いた仕様になっており、インラインのものに比べてより上品なデザインになっています。セレクトショップの別注アイテムは、メンズモデルをウィメンズの木型で作ったり、素材やカラーがオリジナルにはないものがあったりして、シーズンごとに特別な一足が見つかります。 ファーがつくことによって、より女性らしく履くことができるお気に入りのシューズです。 細いレディライクなシューズに比べてフォルムが丸いので、少し可愛さを取り入れたスタイリングに合わせやすい、優秀な一点です!

[パラブーツ]といえば“シャンボード”が有名で、ビジネスシーンでも使えるという点でも人気ですが、特にデイリーシーンでカジュアルに活躍してくれるのが“ミカエル”かなと思います。 私も“ミカエル”を合わせるコーディネートはカジュアルでデイリーシーンが多いです。 ぽってりした可愛らしさと、丈夫な機能性を合わせ持った[パラブーツ]の革靴。ぜひカジュアルなスタイリングのアクセントに取り入れてみませんか?

池川 真由美

2014年入社。可愛さを取り入れたカジュアルスタイルが好きです。コーディネートするときの楽しさや、好きな服に出会った時のわくわく感をお客様と一緒に日々共有する瞬間が好きです!

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