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BUYER'S VOICE RAGTAGバイヤーのファッション偏愛をお届け!

RAGTAGスタッフもお客さまと同じくらいファッションが大好き。
このコーナーでは、豊富なファッション知識を持つバイヤーたちが、
自ら偏愛するブランドやアイテムをご紹介します。

私の好きなブランド、あのアイテム

大人の色気と男らしさを放つ、
WACKO MARIAのシャツ

RAGTAG 新宿店 店長 恩田 貴弘

■上質を知る大人のためのストリートブランド

ずっと[ワコマリア]は自分には合わないなと敬遠していました。男らしさや、パンクなど、尖ったスタイルに憧れていた自分にとっては、[ワコマリア]らしさでもある「男の色気」というのがまだ自分にはピンとこなかったのです。芸能人が着用していたことや、その人気の高さも自分にとっては、苦手となる要因でした。それが変わるきっかけになったのは、[ワコマリア]のコラボアイテムを知ったことと、中目黒の旗艦店である「ギルティーパーティー」に行ったことでした。
[ワコマリア]のスーツの生地には、イタリアの老舗生地メーカーの[ロロピアーナ]や[ゼニア]の生地を使用していたりと、自分にとってのストリートブランドのイメージにはない、本物志向を感じましたし、それだけ歴史のある生地メーカーに認められている[ワコマリア]というブランドを見る目が変わりました。また、「ギルティーパーティー」の綺麗で洗練された店内や高級感のあるショーケースにも、ほかのストリートブランドにはない大人な印象を受けました。

■ブランドのこだわりが現れた開襟シャツ

[ワコマリア]と聞いて、最初に思い浮かべる方も多いであろう開襟シャツや、アロハシャツ。どちらもブランド設立当初から作り続けている、ブランドのアイデンティティが注ぎ込まれた逸品です。開襟シャツの名称は“50's SHIRTS”。名前の通り50年代の映画の登場人物やロックスターなどが着ていた開襟シャツをベースにしたアイテム。
トレンドアイテムでもありますが、[ワコマリア]の開襟シャツは一味違います。レーヨンやシルクで作られることが多いアイテムですが、リヨセル生地を使うことによって、開襟シャツ特有の生地のテロッと感が無くなります。つまり、程よくシャツの形が出ます。滑らかな肌触りながら、男らしく仕上がっています。アロハシャツも同様に、生地こそレーヨンですが、テロッと感やドレープは控えめで独特のシャリっとした肌触り。“HAWAIIAN SHIRTS”というだけあって、木製のボタンを使用するこだわりもポイントです。

■「男の色気」を貫く男らしさ

トレンドに流されずに、スカやレゲエ、ロックやヒップホップの音楽カルチャーを落とし込んだスタイルを作り続ける姿勢を知り、それまで感じていた「男の色気」の中にも男らしさを感じるようになりました。人気アイテムのアロハシャツやスーツ、[ワコマリア]のルードを象徴するギャングコートなど、ブランドの世界観を貫き通すプロダクトに、ブランドのぶれない価値観が表れています。
派手なプリントや刺繍のデザインが多いことから、武骨でやんちゃなイメージを持たれやすい[ワコマリア]ですが、作られているアイテム一点一点は、男性なら誰もが一度は憧れたことのある、「男らしさ」を形にしています。ストリートブランドの一言では言い表せないこだわりを是非体感してみてください。

恩田 貴弘

2016年入社。2020年から新宿店店長。バイヤー歴3年目。裏原カルチャーがきっかけでストリートブランドに夢中。デザイナーの代わりにとなって、洋服に込められた作り手の想いを感じていただけるように精進しております。

BUYER'S VOICE

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