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BUYER'S VOICE RAGTAGバイヤーのファッション偏愛をお届け!

RAGTAGスタッフもお客さまと同じくらいファッションが大好き。
このコーナーでは、豊富なファッション知識を持つバイヤーたちが、
自ら偏愛するブランドやアイテムをご紹介します。

私の好きなブランド、あのアイテム

Maison kitsune
“デニムパンツ”
バイヤーのファッション偏愛

心斎橋店 KAJITA

■ファッションにとどまらないブランド

メゾンキツネ カーディガン キツネマーク

[Maison kitsune(メゾンキツネ)]は元建築家で日本人の黒木理也さんと、元Daft Punkのマネージャーでフランス人のジルダ・ロアエックさんという、どちらもファッションとは他業種の異彩な二人が2002年に設立したブランドです。今やファッションにとどまらず、音楽レーベル、アートや、『Cafe Kitsune』をオープンするなど、展開の幅がとても広いのが特徴です。こういったことが出来るのも、黒木理也さんが建築家として得た経験や、ジルダ・ロアエックさんがマネージャーなどをして得た経験、そして二人が持つ情熱が一つとなることで実現しているのだと思います。

■素材とデザインへのこだわり

メゾンキツネ カーディガン

メゾンキツネのファッションテーマは「ニュークラシック」。シンプルながら細部にこだわりを持ち、日常に溶け込むアイテムが多く、高品質な素材を適材適所で選び、様々なコレクションを生み出しています。シャツはナポリのサルトリア製、カシミアはスコットランド製、デニムは岡山県で作られたものを使用するなど、イタリアや日本、フランスなど各国の高品質な素材へのこだわりもとても強いです。実用的で日常に馴染む自然さを持ちながら、遊び心ものぞかせるユニークなデザインや、クラシカルな雰囲気を醸し出しながらシルエットは現代的であるなど、決して派手ではないがオシャレに見せてくれるデザインが魅力です。

■こだわりの詰まったデニムパンツ

メゾンキツネ デニムパンツ

おすすめしたいアイテムの一つが、ジャパンメイドのテキスタイルメーカーKUROKI社製のデニムを採用したデニムです。KUROKI社とは岡山に工場を構え、[CHANEL(シャネル)][LOUIS VUITTON(ルイヴィトン)][GUCCI(グッチ)]など、様々な欧米のラグジュアリーブランドでも使われ続けているデニム生地メーカーです。他の生地メーカーが効率化のために排した技術を守り続け生み出される生地は、色合いがなめらかで上品な質感を持ち、他にない上質な仕上がりになっています。

メゾンキツネ デニムパンツ ウエスト

そんな生地から作られる[メゾンキツネ]のデニムパンツは、写真からでも分かる打ち込みのいいパリッとした生地感に、シルエットはスリムなテーパードで美しいシルエット。また生地の密度が高く、力が分散されて馴染んでいくので、履き込むことでより体に合ったきれいなシルエットになっていきます。

■街のどこかで出会える“キツネ”

[メゾンキツネ]は着心地とシルエットが本当にいいブランドなので、ぜひ一度でいいので袖を通してその良さを感じてみていただきたいです。また音楽やアート、カフェなど、ファッションにとどまらない魅力もたくさんあるので、街のどこで“キツネ”に出会えるのかという楽しみもあります。今後もどんなクリエイションを見せてくれるのか、わくわくします。

心斎橋店 KAJITA

KAJITA

2018年入社。生地や素材にこだわりを持つブランドに夢中です。TOGA、AURALEEといったDCブランドを収集中です、ストリートブランドも好きなのでさまざまなファッションを楽しんでいます!

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